本棚にねこまんま

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ねこ と ごはん

【バリ島に女ひとりで住んでみた】笑撃の移住コミックエッセイ


おすすめ度★★★★

単独でバリに移住する作者のアグレッシブさにも驚愕ですが、
とにかくバリという異文化に驚かされっぱなしです。
無理…私はバリでは生き残れない…と恐れおののく反面、
一度はバリに行ってみたい、そんな憧れの気持ちがふつふつと沸き起こります。

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▲アマットル・キナ(作者)
略してアマキナ
怠け者で出不精な日本人


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▲ブッティー
アマキナの相棒
頑固で偏屈なインドネシア人


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▲シマ・ジロウ
バリで初めて飼った猫


バリ島のごはん事情

その国の文化を語るには外せないのが食べ物のこと。

住まいに台所がなかった作者は
こってり・ピリ辛・オイリーなインドネシア料理に
胃が疲れてしまったそうな。
バリでは台所や冷蔵庫がないのはわりと一般的らしいです。
屋台や食堂で買って食べるらしい。

気になったのでネットで調べたところ、バリでは食卓を囲む習慣がそもそもないんですね。
各自、好きなときに食べるとか。
「一人で食べるごはんは味気ない」なんて日本じゃよく言いますが、
そもそも食事に対する意識が違うのでしょう。
生きるために食べる、目的がシンプルであれば手段だってシンプルです。
また、冷蔵庫がなくても大丈夫なのは、基本的にその日食べる分だけ買ってくるから。

日本でも、一家団欒で食卓を囲むようになったのは明治時代からだそうで、
現代では食事がコミュニケーションの一環であり、娯楽の一種となっています。
テレビを見ながら、スマホを見ながら、はたまた写真を撮ってSNSにアップしたり、
なんだか、食事にいろいろ付加しすぎて疲れちゃったな、ってときには
インドネシア人のシンプルさを思い出したいものです。

まぁ、漫画では作者とブッティー、
飼い猫たちも仲良くみんなでごはん食べてますけどね。
やっぱり家族みんなで食べるごはんが最高!


バリ島の猫事情

次々と猫を拾う作者。
バリには野良猫が多いようです。
日本よりも飼い猫の意識が浸透していないのかも。
飼ったとしても作者のように半野良が当たり前みたいですしね。
なんというか、バリの猫は野性味がすごい…!!
え、だって、ドリアン食べるの?!
猫が?!
ブッティー曰く「スマトラ島の虎も自分で開けて食べる」そうです。
ほんとかよ、と思って調べたら、ガチでした。
虎の大好物だそうです。すげーな、虎。

そして日本の猫に比べてバリの猫はスマート。
もっちりふくふくした猫が好きな私にとってはちと物足りないところですが、
猫の可愛さに国境はなし。


 


ページの都合上仕方なかったんでしょうが、
削られちゃったエピソードが多いんですよね。残念。

▼この本の元になった作者のブログ

南国どるぅ~ん日記

現在は更新停止中ですが、
本には掲載されなかったエピソードや猫たちの写真も豊富です。