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ねこ と ごはん

【この「ほめ言葉」が聞こえるレシピ】言われたらうれしい86の「おいしい言葉」

おすすめ度★★★★★


料理をおいしくする気持ち

子どものころ、親や先生にほめて欲しくてがんばった経験はありませんか?
期待に応えたい、という気持ちは、実力以上の力を発揮してくれるものです。

子供だけじゃなく、大人だってほめられたい。
でも大人になるとほめられる機会ってぐっと減ってしまいます。
できて当たり前のことはほめてもらえない。
毎日、習慣化していることならなおさらです。
だから家事をほめられるって難しいんです。
ご家庭にもよるでしょうが、毎日べた褒めにしてくれる旦那さんなんて、なかなかいないはず。

料理に対するほめ言葉は大きく分けると以下の二つなんだそうです。

①いつもと違っておいしい
「変化のほめ言葉」
②いつもおいしい
「安心のほめ言葉」

この本のレシピにはいつもの定番の料理に差をつけて
①「変化のほめ言葉」を引き出すためのちょっとした工夫がしてあります。
いつもと違う、という時には感想を言葉にしてもらいやすいのです。
自分で「あ、おいしい」と思えれば御の字、
ほめ言葉が引き出せれば大成功です。
そしていつか、②安心のほめ言葉「いつもおいしい」「うちの味が好き」
に変わる日がきたらそれはもう大勝利ってものです。


つくる前から『おいしい』がきこえてくる

料理ごとにほめられエピソードが添えられており、
食べたあとの家族の反応を想像しながらつくれるのが本書の魅力です。
喜んでくれるかな、驚いてくれるかな、そんな風にわくわくしながら料理できるので、
いつもは面倒な家事の一環でも苦になりません。

そして、各料理の工夫したポイントが分かりやすく、
この工程をはさむことで、こういう味になるのか!という発見が楽しい。
ポイントさえ押さえれば格段に腕が上がるので、料理上手になった気分です。
他の料理に応用したり、アレンジしやすいのも嬉しいところ。
読んだら絶対に家族の反応を試したくなるレシピばかりで、
これ作ろう!あ、これも、これも!と付箋が止まらなくなります。

また、合間に挟まれたコラムでは、ほめられるための心構えについて書かれており、
料理上手ついでのほめられ上手になれる1冊です。