本棚にねこまんま

本棚にねこまんま

ねこ と ごはん

【ゾンビ・アット・ホーム】ゾンビは社会復帰できるのか【感想イラスト】


あらすじ

ゾンビは治療できる病気である。
治療を受けたゾンビには部分的死亡症候群(PDS)という病名が定められており、主人公・キーレンもまたその1人。
政府の「更生プログラム」により、自分の家に帰ることを許されたキーレン。
ゾンビによる殺戮の傷跡が癒えない村の人々、ぎこちない家族との関係、人を殺してしまった記憶のフラッシュバック。
1度死んだ人間を、周囲の人々は、そして自分自身は受け入れられるのか・・・

愛する人がゾンビになったら・・・

愛する人の死。
それがどんなに悲しいことなのか、私にはまだ経験がありません。
そのうえ死んだ人が帰ってくるなんて、想像しようとしても難しい。
でもきっと、「ゾンビでもいい」と願ってしまうはずです。

このドラマの中のゾンビは、治療を受けることでPDS患者として家族の元へ帰ってきます。
見た目も化粧やカラコンのおかげで、ほとんど生きていた頃と変わらないままです。
(食事ができなかったり、背中に投薬用の穴が開いていたり、死んだ時の傷は残っていますが・・・)

キーレンの住む村にはゾンビの存在を決して許さない義勇軍がいて、妹のジェムはその中心で活動しています。
それには深い理由があるのですが、初めはジェムの冷たい態度が観ていて辛かったです。
キーレンが治療施設にいた頃、「帰ったら誰に会いたい?」と施設員に聞かれ、「妹に」と答える場面があります。
しかし、再会したジェムは「同じ家にアレが居るなんて嫌よ!」と兄を「アレ」呼ばわり。
故意ではないとしても、ゾンビの状態で人を殺めた過去があることは変えようのない事実です。
また、いつゾンビに戻ってしまうかも分かりません。
生前と見た目が変わらないとしても、ありのまま受け入れることは容易な事ではないのです。

▼ちょっぴりネタバレを含む感想イラスト
ゾンビアットホーム感想イラスト

ゾンビの社会復帰を描くこのドラマ。
迫りくるゾンビ!逃げ惑う人間!みたいな恐怖はこのドラマの主軸ではありません。
冒頭から頭かち割られてたりなかなかショッキングですが、ここで「ゾンビものはこれだから」と視聴を止めないで欲しい…。
グロさが売りではないのです。
ゾンビになってしまった主人公の葛藤と、家族との絆。
また、ゾンビという姿の裏にはマイノリティに対する差別問題が暗示されているように感じました。
特に3話はティッシュボックスを抱えて観てください。号泣ものです。


シーズン2まであるのですが、私はシーズン1しか観れていません。
視聴できる環境がなかなか見つからないのと、DVDなども日本語対応のものが出回っていないようで・・・
半年ぐらい前まではHuluでも見れた気がするんですが、いつの間にか配信終了しちゃってましたね。
シーズン2は制作打ち切りになったらしく、シーズン1の終わり方がすごく良かったので個人的には1だけでも満足です。
いつか機会があれば2も観たいけど、どうしてこんなに配信サイト少ないのかな~。

シーズン1は現在(2017年3月)U-NEXTで配信中です。
無料お試し期間中のご視聴をおすすめします。

けものフレンズも観れるよ(/・ω・)/